Chrome osを触ってみました 2009年11月24日

ネットスクエア佐藤です

今日は、先日発表されたGoogleのChrome osを触ってみた話です

ChromeというWEBブラウザをご存じの方も多いと思いますが、GoogleではそのChromeをOSとして利用できるように開発が進められています

今回の発表ではChrome osをリリースするという発表ではなく、開発段階のソースを公開して、「これからはオープンソースで開発を進めるよ」という発表でした

リリースを待ち望んでいただけに、少し残念ではありましたが、オープンソースという事なので早速ダウンロードして、ソースからビルドに挑戦してみました

ソースのダウンロードの所要時間は20分程度、そのあとのビルドの準備に2時間。

そうしていると、ふとtwitterからChrome osのVMWareイメージがダウンロード可能になったとの情報が流れて来たので、「せっかく動くものがあるなら利用すべし!」と、ビルドを中止してVMWareで動かしてみる事にしました

ダウンロードしたのはchrome-os-0.4.22.8です

ダウンロードファイルにはvmdkしかなかったので、自分でvmxを書いてVMWareに読み込ませると、無事に動作しました

VMWareでOSを選択してからログイン画面が表示されるまでのスピードも、ログインしてから初期画面が表示されるまでのスピードもかなり早いと感じました

(ちなみに、ログインはGoogleアカウントで行います)

Chrome osは一番左のタブをクリックすると、利用可能なWEBサービスのアイコンが表示されます(場合によっては、この画面でもログインが必要)

chromeos

現在のバージョンで登録されているアイコンは、

・Gmail
・Hotmail
・Yahoo! Mail
・Google Calendar
・Google Reader
・Google Docs
・YouTube
・PicasaWeb
・Hulu
・Lala
・Pandora
・Contacts
・Calculator
・To-do list
・Books
・Chess
・Facebook
・Twitter
以上です。

これらのアイコンは、WEBサービスにアクセスする為のショートカットであり、実際にアプリケーションがインストールされている訳ではありません

使ってみると、WEBブラウザのChromeそのままです

違うのはF12を押すと、利用しているWindowが一覧表示できる事くらいでしょうか

あとF8でソフトウェアキーボードが表示されますね

(ちなみに、キー配列が変更できないので、記号などを入力する際は、F8を押してソフトウェアキーボードを見ながら入力すると良い、残念な事に試してみた限りでは日本語は入力できないようだ。)

一般的に持たれてるOSというイメージ(WindowsはOS Xなど)とは若干違うかもしれませんが、インターネットだけを利用するユーザーであれば、Chrome osで充分なのではないでしょうか?

シャットダウン状態から起動して利用可能状態になるまで10秒程度という速さが魅力的ですね

VMWare上で動かしていたので、アプリケーションの動作スピード(操作感)を評価する事はできませんが、今後の展開が非常に期待できるosだと感じました

機会があれば、Chrome osをいちど触ってみてください

Comments are closed.