NetCommons 2017年1月22日

ネットスクエアの志藤です。

先日、NetCommons3 の体験セミナーに参加したので、
その感想を書きたいと思います。

NetCommonsは、
OSC 2016 Hiroshimaでも見ていたので、
気になっていたOSSの1つでした。

NetCommonsの最新メジャーバージョンは3
でも、2016年8月に公開されたばかりで(といっても半年近く経つわけだが)
まだ不安定なところがあるようです。

2から3への移行ツールが、
今年夏(2017年夏)発表予定らしく、
2で作成済のサイトは、
現時点ではそのまま運用しているようです。

3ではスマホ対応(レスポンシブ対応)しているらしく、
実際スマホからのアクセスも増えているだろうから、
2の利用者としては待ち遠しいことでしょう。
(CSSを頑張れば、2でも対応可能な気もしますがどうなんでしょ。。。)
国立情報学研究所が開発していることもあり、
学校での利用が多いようで、
サイト利用者が学生も多いだろうと考えると、
スマホ対応は必須ですね。

ただ、2から3へは、
構成的にも大幅な変更が行われたみたいで、
移行ツールの開発者自身も
「ツールでどこまで移行できるかわからない」
とのこと。
23は、
似て非なるものと考えたほうがよいのかもしれません。

あと、セミナーは40名ぐらい参加していて、
みんなが同時にバックエンドの画面にアクセスして書き込みしていたら、
サーバが固まってしまいました。
これは私の勝手な憶測ですが、データベースが悲鳴を上げた感じを受けました。
講師の方は、非力なサービスを使用していると言われていて、
それも原因の1つかもしれませんが、
実際に使うとなったときは、チューニングも気にしたほうがよさそうです。

勝手なイメージだけど、
CMSとしては、Xoopsに近い印象を受けました。
もう少し安定して利用実績も増えてから試してみようと思います。

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