Java7のちょっと嬉しい変更点 2011年5月31日

ネットスクエアの永田です。

Java SE 7の正式リリースが今年の7月7日に決まったようです。

その中でProject Coinと呼ばれるプロジェクトによって採用された新しい言語仕様について見ていたら、
ちょっと嬉しい変更点を見つけました。

これまでのJavaでは、switch文の式に整数型(byte、short、char、int型)と列挙型(Java5から)しか使えませんでしたが、Java7から文字列型が使えるようになるようです。

この変更によって、String型の値を色々な値と比較する時には、これまでよりスッキリとした記述で書けそうです。


余談ですが、Project Coinというプロジェクト名については、

プロジェクト名のCoinはコイン、つまり小銭のことです。一方、英語では小銭のことをSmall Changeと呼びます。要するに小さな変更です。

ということで、Coin = Small Changes = 小さな変更ということです。

ここまでであれば単なるダジャレですが、筆者がビックリしたのはCoinを動詞として使った場合の意味です。Coinというのは、動詞だと新しい言葉を作るという意味なのです。なかなか深淵ですね。

という由来があるそうです。

参考:Java SE 7徹底理解 第1回 言語仕様の小さな変更 – Project Coin

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