GooglePlayデベロッパープログラムポリシーの更新ついて 2014年4月15日
ネットスクエアの淡路です。
2014年3月28日にGoogle Playデベロッパープログラムポリシーが更新されました。
以下の点で変更点がありました。
- コンテンツポリシー
- アプリのプロモーション
- 有料アプリと無料アプリ
- 広告のポリシー
変更点を読むと、悪質なアプリを取り締まるために記述を増やしたような感じでした。
特に気になったのが、アプリのプロモーションで使用されている「直接間接を問わず」という記述です。
これまでは違反の広告を配信していた場合は広告を配信する事業者の責任とされていましたが、
これからは違反の広告を配信しているアプリの提供者も責任を負うことになりそうです。
アプリを開発している人はGoogle Playデベロッパープログラムポリシーを一読してみてはどうでしょうか。
OpenSSLの脆弱性に関する注意喚起 2014年4月9日
ネットスクエアの志藤です。
2014/04/08 に、OpenSSLの脆弱性が発見されました。
今回の対象となるバージョンは、
・OpenSSL 1.0.1 から 1.0.1f
・OpenSSL 1.0.2-beta から 1.0.2-beta1
この脆弱性を悪用された場合、
本来秘匿すべき情報(暗号通信の内容や、暗号に使う秘密鍵など)が漏洩する可能性がある、
とのこと。
該当バージョンを使用して運用されている場合は、速やかに対応することをご検討ください。
お困りの場合は、いつでもご相談ください。
Windows8.1 パブリックプレビュー版 リリース 2013年6月28日
ネットスクエアの志藤です。
Windows8.1 パブリックプレビュー版 がリリースされました。
スタートボタンの復活が話題になっていますが、
確かに、Windows8でデスクトップを最初に使ったとき、
スタートボタンは?と探しましたからねぇ。
これまでのレイアウトに慣れていたからなくなるとすごく不便に感じたのを覚えてます。
でも慣れるとあまり気にならなくなっていたんですけどね。
あまりに多くの意見が寄せられたんでしょうね。
Windows8や8.1の評判はともかく、
ユーザの声を聞いてバージョンアップに活かす、これはシステム開発でも基本ですね。
改めて感じました。
ここのところ、MSの話が続いたので、次は違う話題を見つけてきます。
マイクロソフトが無償の脆弱性緩和ツール「EMET」の新版を公開 2013年6月24日
ネットスクエアの志藤です。
米マイクロソフトが、
ソフトウエアの脆弱性を緩和するツール「EMET」(Enhanced Mitigation Experience Toolkit)の
新版「v4.0」を公開しました。
ここからダウンロードできます。
英語版ですが、日本語OSにも対応しているようです。
(.NET Framework 4 必要)
このソフトはあくまで緩和ツール。
つまり攻撃を100%防いでくれるわけでなく、確率を下げるツール。
「ASLR」(Address Space Layout Randomization)という機能を実装していて、
これは、ソフトウエアが使うメモリーの位置をランダムに変化させる機能。
メモリー位置を変化させることで、
脆弱性を突いた悪意あるコードが実行される可能性を低くする。
ここみると、
Windows7 には既にOSレベルで実装されているみたいだから、
XP とかだと恩恵を受けるのかなぁ。。。
Windows Sysinternals 2013年6月20日
ネットスクエアの志藤です。
Windows Sysinternalsってご存知でしょうか?
これは、MSが提供している無償の Windows トラブルシューティング ツールの総称です。
複数のツールがあって全てを把握し使いこなすことは難しいかもしれませんが、
これは便利!というのをいくつか紹介したいと思います。
まずは、Process Explorer。
実行中のプログラムの状態を調べるツールです。
タスクマネージャーと何が違うの?って話ですが、
情報量も違うのですが、プログラムを階層表示してくれるのが良い!
タスクマネージャーはフラットに表示されるから、
どのプログラムからコールされてるかわからないですが、
Process Explorerだと階層表示されるのでそのあたりが素敵です。
それから、TCPView。
ネットワークの接続状況を確認するツールです。
netstat コマンドでいいじゃんって思う人もいるでしょうけど、
リアルタイムで取得できることとネットワークを利用しているプロセスが確認できるのが素敵です。
しかしなんでこういうツールを標準装備しないんだろう。
コンシューマ向けOSならまだしも、開発者向けOSなら標準装備と思うのだが。。。
USB テザリングを試す 2013年5月26日
ネットスクエアの志藤です。
前回の記事が2012年7月だから、約10ヵ月ぶりってことですね。
これはイカンイカン。たまには更新しないとね。
で、ネタは。。。と考えて、
先日会社で購入したスマホの「USBテザリング」を試したので
今日はその感想でも書かせてもらうかなと思います。
機種は、ARROWS X F10-D。
Win7にUSBでスマホに繋いで、
docomo回線でネットを試すという流れになるんですが、
早速USBドライバでつまずく。
自動では上手くインストールできないようで本家からドライバを取得。
zipファイルを解凍して、Readme.txtを見てみると、こんな文言あり。
【Windows 7の場合】
移動機をパソコンとUSBケーブルで接続した際には、
ドライバのインストールウィザードは起動されません。
そのため、デバイスマネージャを起動して、
「ほかのデバイス」に表示されているデバイスを選択し、
右クリックメニューより、ドライバの更新を実行します。
どーなんだろなぁ。このあたり自動にならんのかね。
詳しくない人には厳しいよなぁと思います。
このあと、Wifiを無効にして、
USBテザリングを有効にしても繋がらない。。。
ググると最初の1、2回は失敗したけど、その後なぜか繋がったとか。
なんと私もその1人になってしまった。なんなんだろうねぇ。
繋がった後は10分も試してないけど、とりあえず快調に動いております。
会社支給のE-MobileのPocketWifiもあるので、
それとスピード比較をやってみましたが、
どちらもLTE対応なので、多少のバラツキはありますが、ほぼ同値。
そらそーだね。エリアが広い分、Xiに軍配なんかな。
感想としては、
繋がるまでの準備がイマイチ。もう少しスマートにしてほしいですね。
繋がってからの動きは特にストレスないです。
今日はそんなところで。
技術者のためのIPv6セミナー2012 2012年7月13日
ネットスクエアの志藤です。
本日、技術者のためのIPv6セミナー2012に参加してきました。
IPv6は前から気になっているテーマです。
2011年2月のIANAのIP枯渇、
同年6月のWorld IPv6 Day、
そして今年6月のWorld IPv6 Launch と
世界的には騒いでいますが、
私の周りではその話題はあまり出ずで、本当のところどうなんだ?という思いでしたが、
なんとなくその理由が分かった気がします。
日本では対応が遅れていますね。。。
弊社も対応が終わっているわけではないので、他人のことは言えませんが。。。
そんな中、広島大学は頑張ってますねぇ。
2004年にはIPv6を取得して、
スモールスタート的な感じで徐々に学内に展開されているようです。
すばらしい!見習わなければ。
あとテーマと直接関係ないですが、
話し手のお一人が米国の方だったので、通訳を通して聴講しました。
感想は、わかりづらい。
専門用語もありますし、通訳の方がどのくらい上手に通訳されたかはわかりませんが、
話が繋がらないところがあった気がします。
英語を話せなくても、聞き取れるようにはないたいですねぇ。
Interop Tokyo 2012 2012年6月16日
ネットスクエアの志藤です。
Interop Tokyo 2012を見てきました。
さすが東京、人も規模も広島とは全然違いました。
展示場はテーマごとに分かれていて、
クラウド&仮想化、ネットワーク、セキュリティ等々、
真新しい感じはなかったですが、
各ブースでいろんなソリューションが紹介されていました。
その中で興味を持ったネタをいくつか紹介します。
セキュリティでは、ネットエージェントさんによる
『標的型攻撃の実演』が興味深かったです。
添付ファイルにトロイの木馬を仕込みそれをメールする。
受信後ファイルを開いたら感染。あとは情報取り放題。
デモ自体はわずか15分程度、
しかもデモを行っているのは入社1年目の方。
熟練した技術者でなくてもこういうことができちゃうんです。
改めて恐怖を感じました。
それからOpenFlow。
これは前回の記事でも書きましたが、最近注目を集めてますね。
セミナーも大盛況でした。
広まるまでにもう少し時間がかかるのかと思っていましたが、
そんなことないですね。
良い刺激を受けた1日となりました。
OpenFlow 2012年2月19日
ネットスクエアの志藤です。
今日は『OpenFlow』について書きたいと思います。
皆さんは『OpenFlow』という言葉をご存じでしょうか?
『OpenFlow』は米スタンフォード大学を中心に2008年に設立された
「OpenFlowスイッチングコンソーシアム」が提唱している次世代ネットワーク制御技術です。
2011年3月には、グーグル、マイクロソフト、Yahoo!、Facebookなどが中心となって
「Open Networking Foundation」(ONF)が結成され、今後はONFが標準化と普及にあたります。
最大の特徴は、
ネットワークの『経路制御機能』と『データ転送機能』を分離したこと。
『OpenFlow』は
OpenFlowコントローラ(OFC)とOpenFlowスイッチ(OFS)から構成され、
OFCが『経路制御機能』、OFSが『データ転送機能』を受け持ちます。
ここまでの説明で「ふむふむ」と理解された方は、
きっと『OpenFlow』のこともネットワークのこともご存じの方だと思います。
従来のルータで考えてみましょうか。
従来のルータだとルーティング情報(経路情報)を各ルータに設定していたので、
ルータが10台あれば10台それぞれに設定することになります。
これが大規模ネットワークだとルータの数も増えるわけで、
ネットワーク管理者としては管理が大変だったわけです。
それが『OpenFlow』だと、OFCに設定することで各OFSに伝達されるので、
制御が一元管理できるというメリットがあります。
ONF参加企業のNECが、OpenFlow対応機器を販売しましたし、
今後各メーカーからも販売されることでしょう。
今後も注目しておきたい技術の1つです。
Android4.0から標準搭載されるNFC 2012年2月1日
ネットスクエアの志藤です。
先日(1/30)、
広島県情報産業協会技術委員会主催の、第3回技術セミナーに参加してきました。
演目は、『Android+NFCではじまる革命』。
皆さん、NFCってご存知ですか?
Near Field Communication の略で、日本語で言うと『近距離無線通信』。
具体的には、SuicaとかICOCAとか、あーいう機械にピッ!ってするやつです。
Android4.0から標準搭載されます。
いますごい勢いでAndroid端末のアクティベーションが広がっているので、
数年後には皆さんの端末にも乗ることでしょう。
今回のセミナーは、このNFCがこれから熱い!っていうお話でした。
ただの技術セミナーというより、新しいビジネスに繋がるような内容だったので、
いつも以上に刺激を受けました。