オープンソースカンファレンスに初参加 2011年10月2日

ネットスクエアの志藤です。超久々の投稿です。

昨日(10/1)、
オープンソースカンファレンス2011広島に参加してきました。
https://www.ospn.jp/osc2011-hiroshima/

山陰地方と四国地方では過去に開催していて
山陽地方で初開催、これで中四国制覇したそうです。
(全国制覇のためには、南九州を残すのみらしい)

それから、セミナータイムテーブルはこちら。
https://www.ospn.jp/osc2011-hiroshima/modules/eventrsv/?id=1&noform=1

同時間帯に5セミナー行われるので、
自分の好きな会場で話を聞くという形式でした。

全部で6つ受講して、
ゆる~い内容のものもありましたが、
その中で最も興味深かったのは、
『オープンソースでセキュリティ診断』
https://www.ospn.jp/osc2011-hiroshima/modules/eguide/event.php?eid=32

内容は、セキュリティ診断の手順と実演。

手順は真新しいことはなく、
「だいたいこんな感じだよなぁ」と思って聞いていましたが、
インパクトがあったのは、後半の実演。

Win2003 SP2 の脆弱をついてコンソールを乗っ取るというちょっと荒い内容ですが、
その乗っ取る側が考える方法にも「なるほど!」と思ったし、
乗っ取る手順も「え、こんな方法で!」という内容でした。
(敢えて詳しく書きません)

この考えだったら、
コンソールだけじゃなく何でも出来ちゃいますよねって感じ。

改めてセキュリティについて考えさせられたと同時に、
とても充実した1日となりました。

Java7のちょっと嬉しい変更点 2011年5月31日

ネットスクエアの永田です。

Java SE 7の正式リリースが今年の7月7日に決まったようです。

その中でProject Coinと呼ばれるプロジェクトによって採用された新しい言語仕様について見ていたら、
ちょっと嬉しい変更点を見つけました。

これまでのJavaでは、switch文の式に整数型(byte、short、char、int型)と列挙型(Java5から)しか使えませんでしたが、Java7から文字列型が使えるようになるようです。

この変更によって、String型の値を色々な値と比較する時には、これまでよりスッキリとした記述で書けそうです。


余談ですが、Project Coinというプロジェクト名については、

プロジェクト名のCoinはコイン、つまり小銭のことです。一方、英語では小銭のことをSmall Changeと呼びます。要するに小さな変更です。

ということで、Coin = Small Changes = 小さな変更ということです。

ここまでであれば単なるダジャレですが、筆者がビックリしたのはCoinを動詞として使った場合の意味です。Coinというのは、動詞だと新しい言葉を作るという意味なのです。なかなか深淵ですね。

という由来があるそうです。

参考:Java SE 7徹底理解 第1回 言語仕様の小さな変更 – Project Coin

Javaの生みの親がGoogleへ入社 2011年3月29日

ネットスクエアの永田です。

3月も終わろうかというところですが、ちょっと気になるニュースを目にしました。

ジェームズ・ゴスリング氏、グーグルへ

Javaの生みの親として知られるジェームズ・ゴスリン氏がGoogleへ入社するというニュースです。

ゴスリン氏はもともとSun Microsystemsに勤めていたのですが、Sun MicrosystemsがOracleに買収された後、2010年4月にOracleを退職しています。

一方、そのOracleは昨年、Javaの特許侵害をしているとしてGoogleを提訴しています。

その様な中、Oracleを辞めたゴスリン氏がGoogleへ入社するという、ちょっとおもしろい構図になっています。

この人事によって、GoogleがJavaの言語仕様のイニシアチブをとるようなことが起こるんでしょうか。

ネットスクエアではJavaによるシステム開発が多いので、今後の動向が気になるところです。

 

Webブラウザの枠を飛び出したJavaScript 2011年2月25日

ネットスクエアの永田です。

JavaScriptというとクライアントサイドのWebブラウザ上で動作するスクリプト言語というイメージが強いのですが、
最近ではWebブラウザ上だけではなく、それ以外の場面で使われることも多くなってきています。

今回はその中から、最近話題になっているものを3つほど簡単にご紹介します。

サーバーサイドJavaScript

まず1つ目が、サーバーサイドJavaScriptです。
その名の通り、サーバーサイドで動くJavaScriptのことなのですが、
その中でいま最も注目を集めているのが、Webサーバとして動作する「node.js」です。

「node.js」は”シングルスレッド”、”ノンブロッキングI/O”という特徴があり、
受け取ったリクエストを細分化して並列処理を行うことで、従来のマルチスレッドで処理を行うサーバと比べて、
メモリ消費が少なく高速に動作するという利点があるようです。

現在「node.js」本体と周辺技術(フレームワークやモジュールなど)は有志によって活発に開発が続けらていて、
このまま磨かれて実用的なサーバの一つとなるのか、はたまた一過性のブームで終わってしまうのか、
今後の動向が気になる技術です。

参考:2011年はサーバサイドJavaScriptの年になる

スマートフォンのアプリケーション開発言語としてのJavaScript

2つ目は、個人的に大注目している「Titanium Mobile」というiPhone/Androidのネイティブアプリケーションの開発環境です。

本来、iPhoneアプリはObjective-C、AndroidアプリはJavaで開発する必要がありますが、
「Titanium Mobile」ではそれらに代わって、用意されたJavaScriptのAPIを使って開発を行うことができます。

現在の状況としては、Androidアプリの開発にはまだ実用的ではないが、
iPhoneアプリの開発には十分実用的であるという評判です。

最近リリースされた「MogSnap」というiPhoneアプリも「Titanium Mobile」によって作られて話題になりました。

電子書籍上で動作するJavaScript

最後に紹介するのは、時期バージョンの電子書籍(EPUB 3)でJavaScriptが使えるようになる予定というニュースです。

まだ予定の段階であり、電子書籍リーダーによって対応状況は異なりそうということもあり、
実際にどのようなことができるのかはハッキリと分かっていませんが、
「ゲームブック」や「しかけ絵本」などのような、インタラクティブな体験を提供できるものが作れると面白そうです。

参考:これからは電子書籍でもJavaScriptプログラミングができる



以上、3つほど簡単に紹介しました。
JavaScriptというWebエンジニアには馴染みの深い技術が広く使われていくのは嬉しいですね。

発想が素晴らしいURL短縮サービス 2011年1月21日

ネットスクエアの永田です。

最近、「つい短」というURL短縮サービスが話題になっていたのを見かけました。

twitterの人気上昇とともに多数のURL短縮サービスが生まれていますが(bit.ly、googleのgoo.gl、twitter謹製のt.coなど)、そのどれもURLの文字数をいかに減らすかという点が重視されてきたように思います。

「つい短」が他のサービスと一味違うのはどういった点なのか、一つ実際に作ってみたURLがこちら。

http://広島で二番目に安うてうまい店.はこちら.jp

このように文字数を減らすのではなく、日本語ドメインを利用してURL自体で情報を表現するという、
まさに逆転の発想ですね。


システム開発の現場でも、お客様の要望そのままの形で作るより、
発想の転換によって、同じことを実現するのに別のより良い方法で提案可能なことは往々にしてあります。

そのためには、こういった柔軟な発想を常に持っておきたいものと、「つい短」を見ていて、そんなことを思いました。

 

Androidマーケットのアプリがリニューアルされます 2010年12月13日

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ネットスクエア佐藤です

 

近々、Android SDK1.6以上の端末に対してAndroid Marketのアプリがリニューアル配信されます。

画像を見て分かるようにデザインが変わり、タブ表示から一覧で全ての情報が確認できるようになります。 また、大きな変更としてアプリの返品が24時間から15分に大幅に短縮されます。 開発者としてはとても嬉しい変更です!

これまででは、数時間で完結してしまうようなコンテンツは、購入される事なく使うだけ使って返品される・・・。 といった事になるのでリリース出来ませんでしたが、 返品期間が15分に短縮された事で色々なアプリを作り・販売する事が出来るようになりました。

ユーザーにとって15分がアプリの評価として短いと感じるかもしれませんが、その場合はアプリの紹介サイト等を見て購入前に吟味して貰えると嬉しいです!

このような変更はGingerbreadのリリースに向けた準備と思われます。 どうやらGingerbreadのリリースは間近なようですね!楽しみです!!

※GingerbreadのSDKは開発者向けに既に公開されています

ネットスクエア10周年のお祝い 2010年12月6日

nsq10

 


先週末の12/3にネットスクエアの10周年を祝ってリーガロイヤルホテル広島にてパーティ&忘年会を開催しました リーがロイヤルホテル広島の32階という抜群によい景色の中で、このような祝い席に参加出来た事をとても嬉しくおもいます

 

ruby32
32Fからみた眺望。眼下に広島城が見えます


パーティーの中では3つのプレゼンを行い、来席頂いた方々や社員に現在のネットスクエアの活動を少しばかりご紹介させて頂きました

session

Session 1では、藤井さんによる「医療機関向けISO認証コンサルティング」
Session 2では、道広さんによる「デンタルスクエアの今後の展望」
Session 3では、わたくし佐藤が「NETSQUARE x Android」

10年という節目に、こんなに素敵な場所いで食事が出来た事にとても感謝しています
本当にありがとうございました。 そして、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

10年という月日を振り返りながら思いでを書きたい所ですが、とても長ーーーくなってしまいますので書くのはヤメておきます。
最後に当日の写真を数枚程のせておきたいと思います。(小さい写真なので、雰囲気だけ感じてください)

photos

記事:佐藤

PaintNote Pro バージョンアップ 2010年11月29日

ネットスクエア佐藤です ユーザー様よりメールで御要望を頂きましたので、対応してリリースしました

要望は「が画像サイズを今よりも1.5倍、2倍は、欲しい」との事でしたので画像サイズを指定して読み込める機能を追加しております

サイズは以下の5種類です

  • 端末に合わせる
  • 320×480
  • 480×720
  • 640×960
  • 800×1280

また、大きなサイズを指定した場合に、読み込み速度の低下やメモリー不足となる問題を少しでも軽減させるためにキャッシュ機能(アプリを終了した際に、状態を保存しておく機能)を無くしました
※要望があれば復活させます

【重要】 このバージョンアップからAndroid 1.6以上が必要となります(高解像度端末に対応する為) PaintNoteに関する要望は、nsqinfo@gmail.comまでお寄せ下さい。

CSS Nite in HIROSHIMA VOL.3 へ行ってきました 2010年11月25日

cssnite
ネットスクエアの佐藤です

11/20に開催されたCSS Nite in HIROSHIMA vol.3に参加してきました
過去2回のCSS Nite in HIROSHIMAでは参加者として聞くだけで良かったのですが、今回は僭越ながら話す側に立たせて頂き、とても良い経験ができました

題材は私が関わっている「広探ゲーム」という活動について「新たな観光資源を作る!広探ゲームの取り組み」というテーマで話をさせて頂きました
CSS Nite in HIROSHIMA vol.3のテーマがブランディングという事でしたので、広島という街を広探ゲームという仕組み+観光というフィルタを通す事で、街そのものがブランドとして全国に宣伝できるのではないか?
と、いった話がしたかったのですが20分という短い時間では、広探ゲームの紹介と経緯やビジョンについて話をするだけで精いっぱいでした
私のセッションは少し異色な話となりましたが、他の方のセッションはとても素晴らしく、時間があっ
というまに過ぎて行きました
全てのセッションが新しい知識、新しい考えを与えてくれて非常に学ぶ事の多い1日でした
また、広島でこのようなイベントに、140名近い参加者が集まるという事をとても嬉しく思います
来年もぜひ参加して色々と学びたいと思います!

Android講習会行いました

ネットスクエア佐藤です

11/19に広島市立大学で開催された情報処理学会中国支部の講習会に講師として参加させて頂きました
近頃はAndroidという言葉を良く聞くようになり、とても嬉しい限りです
そのような中で開催された講習会ですので、みなさんとても真剣に話を聞いてくださりありがとうございました
少し短い時間でしたので、演習を踏まえて理解を深めて頂く事がなかなか出来ませんでしたが、時間のある時にでも思い返して復習して頂ければ幸いです。

また、講習会中には数名のかたが講習をサポートしてくだり、とても助かりました
ブログで失礼を致しますが御礼申し上げます